受験シーズン真っ盛り。

我が家も御多分にもれず受験戦争に巻き込まれる様相を呈してきた(´・Д・)」

うちの子供、どうも基礎学力が怪しい…。塾に通わせて1年間。全く成果なし。成績は入塾よりも悪くなってきたし。

世の中の塾には集団塾と個別塾があるそうです。集団は先生1人対複数生徒。対する個別は先生1人対1-2人。

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それぞれいいとこはあるようで。

先ず、集団塾

1. 先取指導(授業の予習)

2. 授業復習(授業の理解)

3. 集団授業(演習力習熟)

とまぁ、あくまでも基礎力あってのものですが。

方や、個別塾。

1. 基礎力指導

2. 理解度確認

3. 苦手科目習熟

となり、どちらかというと基礎力アップ中心…。

この比較でいうと個別塾決定だが、いかんせん個別塾は月謝がこれまでよりも塾よりも数段レベルアップする。こちらがレベルダウンしてくれたらうれしいけど…、まあそんな父の憂鬱な心裏腹に、ウチの子供ときたら「私は悪くない、塾の先生の教え方が悪いだの」「繰り返しわかってる事繰り返す」「先生が好きでない」「言ってる事が意味不明」「教え方が早すぎる」云々…  ほっとけば、一日中でも喋ってるんじゃないかと思うほど、「出来ない理由」に事欠かない文句のオンパレード(^^;;

どれもこれも幼稚で身勝手な言い訳だから、「ウンウン、そうだよな」なんて相槌打つも、「このままじゃロクな大人にならない」とまで痛々しく我が子のこと心配する俺…。

 

だけど、まてよ。本人が受験する以上、本人のやる気スイッチ入れないと何にもならない。親の希望や夢を本人に押し付けるのは不憫きわまりない。少々頭を整理してみる。

 

さっきうちの子が「言ってる事が意味不明」と言ってたっけ。これって、つまりは出題者の質問の意図がわかってないという事である。

大人でもよくある。上司が「これとこれをやっといて」とか指示され「わかりました!すぐやります!」言った後に「これ」て何だっけ?となると「こーいう事だよなぁ〜」と勝手に解釈して進めると、「おい、君これって何だよ、私はこれをやってくれと言ったじゃないか⁉︎」となる。

わからなかったら聞くのが大人でも普通だが、聞けない大人もいる。この簡単な質問をするのが、どんなに惨めで恥ずかしい事かわからないのかっ!とお叱りを受けそうだが、それが世の中だし事実である。

 

話を戻す。大人でもこんな有様なのだから、先ずは子供に「質問の意味を理解させる」から入らせたらどうだろうか?と、今度新しく入り直した個別塾の先生に話したら、「その通りですよ、お父さん‼︎」なんて共感され少し明かりが見えた感が出てくる。

質問とその意図がわかれば、あとはその解をどこから、どのようにして、どう解答するのかを見つければいいし、その過程で自分にたらない情報を足していけば整理つきやすくなる。

 

記憶の状態は、記銘、保持、想起の3段階からなり、記憶の種類には、感覚記憶、短期記憶、長期記憶の3種類があるそうで、つまり脳の記憶のメカニズムは、前頭葉(感覚記憶)→海馬(短期記憶)→大脳皮質(長期記憶)だそうです。その使い分けをキチンできればね(^^;;

 

さあ、新学期… うちの子はどこまで上がれるかな。一歩一歩前進するしかないか… と思いつつサッポロの夜パフェ専門店で「円山公園の桜」を頬張る楽しみな春の日であった。続く…^_^

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